こうしてUbuntuを使ってみて初期の気付きや備忘録として記録に残すためにこうしたUbuntu日記的なエントリを書いている。
そうした記録を残すのにも、なんかいい感じのスクリーンショットツールが必要だよねって思いました。
今日はそんなエントリです。
スクリーンショットツールを探しに行きます。
私はUbuntuの外観をデフォルトから変えています。
そのため、掲載しているスクリーンショットはUbuntu標準の外観と異なります。
対象はUbuntu 18.04 LTS 日本語Remixです。
なお、本エントリに記載された内容を参考にする場合は自己責任でお願いします。
Shutter導入
インストール
スクリーンショットはデフォルトのUbuntuでもPrintScreenキーを押せば撮影できますし、注釈を入れたければGIMPとかを使うという手もあります。
GIMPとInkscapeは使ったことがあるのでおおまかな機能や使い勝手については知っています。撮影したスクリーンショットに枠線を書いたり、テキストを挿入したりするだけの用途にGIMPを使用するのは過剰っぽい。鹿狩りに行くのにグレネードランチャー付きのM4を持っていくようなものです。
ということで、かつてEvernoteからWindowsにも提供されていた神アプリSkitchのような、お手軽注釈ソフトが無いか探します。
WindowsではSkitchの代替としてScreenpressoというのを使ってましたが、UbuntuというかLinuxあたりではそのへんどうなんでしょ?
いろいろ探して、上記で紹介されているShutterというアプリを使っている人が気持ち多そうなので、自分もそうすることにします。
Ubuntuソフトウェアセンターを使ってインストールしていきます。
"shutter"で検索する。
出てきました。
普通に[インストール]を押せば良さそうです。
なので普通にインストールは完了。
起動する前にやっておくべきことがあります。
編集機能の有効化
Shutterにはスクリーンショットの撮影以外に、図形やテキストなどの挿入が行える編集機能があります。
しかし、Ubuntu 18.04からは必要なパッケージが足りていないため、無効化されてしまっているようです。
下記を参考にします。
3つパッケージをダウンロードしてインストールします。上記に上げた参考となるエントリでは、3つのdebパッケージへのリンクがはられているので、クリックしてwebブラウザからダウンロード。その後に、debファイルをダブルクリックするなどしてGUIでインストールしても良いでしょう。
コマンドでやるなら下記になるかと思います(64bit版想定 2018/07/09時点)。
$ wget https://launchpad.net/ubuntu/+archive/primary/+files/libgoocanvas-common_1.0.0-1_all.deb $ wget https://launchpad.net/ubuntu/+archive/primary/+files/libgoocanvas3_1.0.0-1_amd64.deb $ wget https://launchpad.net/ubuntu/+archive/primary/+files/libgoo-canvas-perl_0.06-2ubuntu3_amd64.deb $ sudo dpkg -i libgoocanvas-common_1.0.0-1_all.deb $ sudo dpkg -i libgoocanvas3_1.0.0-1_amd64.deb $ sudo dpkg -i libgoo-canvas-perl_0.06-2ubuntu3_amd64.deb
パッケージをインストールできたら、Shutterを起動します。
パッケージインストール前にすでにShutterを起動してしまっている場合は、下記のようにタスクキルするか、Ubuntuを再起動してください。
$ sudo killall shutter
Shutterを再度起動します。
適当なスクリーンショットを撮影すると、画面右上の[編集]ボタンが有効化されています。
[編集]を押すと、楕円や四角形、直線、矢印のような図形挿入の他にテキスト入れやモザイク、トリミングなどが可能です。
これでスクショを撮影する環境は整いました。
次はMarkdownの執筆環境とかでしょうか。
雑談
Ubuntuのエントリとしては2回目ですが、期間としては3週間くらい使っています。
とはいっても、まだコーディング環境とかが整っていないので、やっていることもほぼwebブラウジングのみですが、メーラやスケジューラはGoogleのサービスを通して同期され、webブラウザ経由で完結するので特にUbuntuの使い勝手の癖とかは感じていません。
Ubuntuの日本語Remixがそれだけ、いい感じにできているとのことなのでしょう。
Windowsと比べるとやはりCUIによる操作が充実しています。いろいろなHow Toを読んでいて、コマンドをコピー&ペーストするだけで完結するのが非常に楽ちんです。
そんなこんなで改めてLinuxの初歩のことを知ろうと、下記の書籍を買いました。
まんがでわかるLinux シス管系女子(日経BP Next ICT選書)
- 作者: Piro(結城洋志)
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2015/02/19
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
たま〜に買う日経Linuxで連載しているのを見たことがあるのですが、読んでみるとかなりわかりやすい!
実例に即した内容が多く、キャラもかわいいのでかなり良い!
横書きの漫画なので、普段縦書きセリフの漫画を読んでいるとコマ割りには若干戸惑いますが、すぐ慣れます。
とりあえず、1巻は読了したのでこのまま読みすすめて行こうかなと。