ぺーぱーふぇいす

雑記と備忘録。私はプログラマ。

Ubuntu Server 18.04 LTS をインストール

Macでローカル開発環境としてVirtualBoxUbuntu Server 18.04 LTSをインストールしたので、備忘録にインストールの順序をまとめ。
個人的に使うベースイメージのインストールイメージなので、ほぼデフォルト設定のままのスクショ。

インストール

インストール時の言語設定

インストール時に使用する言語設定。
残念ながらJapaneseは無いので、Englishを選択。

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キーボードレイアウト変更

キーボードレイアウトを選択。
LayoutはJapanaseを選択。VariantはMacを使っているのでJapanese - Japanese ( Macintosh )を選択。

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キーボードレイアウトの設定をミスった場合は、下記コマンドによりウィザード的な設定ができる。

$ sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration

Ubuntu OSのインストール

Install Ubuntuを選択して、OSのインストール作業を開始。

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ネットワークの設定

ネットワークアダプタとか、DHCPとかの設定をします。
ここではVirtualBoxの仮想アダプタとかを指定しています。固定IPなどを設定する場合はこのセクションで設定する。

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プロキシサーバの設定。
特になければ空白のまま¥[Done¥]

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Ubuntuのパッケージミラーの設定。
デフォルトのままでも良いかもだけど、理研とかの日本のサーバを指定したい場合はここのセクションで。
パッケージミラーサーバは公式のこことかを参考に。

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ファイルシステムセットアップ

本件ではVirtualBoxの仮想HDDイメージにインストールしているのだけれど、動き的には空の物理HDDへのインストールと動作は変わらないので、Use An Entire Diskを選択。

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ディスク選択画面。
デフォルトでVirtualBoxのボリュームが選択されている。

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内容を確認。

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「HDDの内容全部消えるけど良い?」という警告。
Continueを選択。

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マシンプロファイル設定

ホスト名やらファーストユーザやらパスワードやらの設定。
また、SSHキーを別途用意してある場合はこのセクションで指定する。

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インストール準備完了

インストールの準備完了。
別途、DockerとかPostgresqlとか入れたいアプリケーションがあれば選択できる。

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インストール完了

再起動を促される。
詳しいログを見たい場合はこのセクションで確認する。

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初期設定(タイムゾーン設定)

ベースのUbuntu Serverとして作ったので、ここからの設定は各々の用途によりますが、タイムゾーンくらいは設定したいと思います。

ログインしてtimedatectlしてみます。
日本での利用なら、東京なのでグリニッジ時間から+ 09:00になってないとです。

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タイムゾーンを東京に指定して、再びtimedatectlで確認してみます。
ローカルタイムが現時刻になっていればOKです。

$ sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo

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余談

今回はVirtualBox仮想マシンとして構築してみました。
ひとまず、今回作業した2018/08/05時点でapt-get updateapt-get upgradeした後のディスク容量やCPU、メモリといったリソースの使用量はこんな感じでした。

まず、df -h --totalで見たHDDの使用量は3.6GBほどでした。
今回は約10GBで作った仮想HDDをマウントして作業したのですが、単純なアプリケーションサーバやwebサーバの開発環境として動作させるにはもっと少なくても良いかもしれません。まあ、サイズ可変の仮想HDDを使っているので、ここはそこまで切り詰めるポイントじゃないと思いますが。
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次にhtopでCPUやメモリの使用率を見てみます。htopは普通に最初から入ってました。
CPUは1コア、1GBメモリとかなり低スペックな割り当てです。アプリケーションもロクに入れていないので、可動しているプロセスも少なく、実際に動かす参考にはあまりならないかもしれませんが、デスクトップ環境を動かしていない分、通常のデスクトップ版Ubuntuよりリソースはかなり少なく抑えられていると思います。

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サーバ用途のLinuxといえば堅実なイメージのCentOSという選択も多いとは思いますが、最近ではUbuntuもサーバ用途として人気みたいです。
CentOSのブランドの高さにはRedHat社の存在があると思います。もちろんCentOS自体の実績もあると思いますが。
UbuntuにもCanonical社という力強いバックが居ますし、Ubuntu自体のコミュニティも非常に活発です。さらに元となっているディストリビューションであるDebianのコミュニティはLinuxでも最大級の勢力を持っています。このエントリはただのデフォルトインストール手順をスクショしただけで、実際に可動させているわけじゃないですが、前述のことを考えるとサーバ用途して候補に入れるのも十分ありなんじゃないかなと思います。