ぺーぱーふぇいす

雑記と備忘録。私はプログラマ。

Chromebook(Lenovo IdeaPad Duet)買った

安くなっていたのもあって買ってみました、Chromebook
最近話題になっていたLenovoIdeapad Duetです。

いつもMacbookiPadLogicoolのキーボードカバーをつけて持ち歩いていたのだけど、久々にガジェット欲が湧いたので。

スペックとか全体的な所感

触ったことあるのがMacWindowsくらいだしChrome OSがどれくらいのスペックあればサクサクなのか知らん。 確かに起動とかは早いけど、キーボードを取り外してタブレットモード(?)的なのに以降した時は若干モタつくなーという印象があるかな。

基本的に何でもGoogleウェブサービスに依存する感じなので、日頃からGoogleのサービスを使いまくってればそれほど困らないと思う。 メールとかカレンダーとかメモとかも全部iCloudにしてたって言うような人は困るかもね。

あと、Chromer OSの更新は2025年6月まで保証されているので、長めに使えるかなという印象。

ストレージについて

ひとまずストレージは128GBのモデル(Amazon限定版は64GBみたい)を買った。 セットアップでGoogleアカウントでログインしたらもろもろ同期がされてしまった(プラスしてLinux機能も有効化しちゃった)ので、ストレージがすっからかんの状態のスクショを取れなかったのだけど、システムで28.2GBほど使ってるトノコト。 つまり、大体100GBほど空き容量がある感じかな。

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標準キーボードについて

Lenovo公式の商品ページは全部USキーボードの写真っぽくて、私も購入する時は「日本語配列だとどうなるんだろ?」ってレビューしているブログとかで先に調べたんだが、こんな感じ。

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Enterキーまわりがちょっとつまるような感じ。 まあ1日使ってればなれるよ。 ちなみに、スペースキー横の「英数」「かな」キーで英数入力とローマ字入力を切り替えられるのはMacっぽくてGood。 ちなみに、左上の「かな←→英数」でも切り替えられるし、「Ctrl + スペース」でも切り替えられるので、いろんな切り替えに対応してて使いやすいかも。

しかしまあ、USキーボード版がほしかったなぁ...(クソデカため息

重さ

背面カバーとキーボード装着済みのフル装備状態で測ったら920g近くもあった。おもてぇ。 タブレットとして使う時はこまめにキーボード外すことにした。 そもそも私、iPadLogicoolのキーボードつけてた時も900g近くあったので、重さにはもうなれた。

外部インターフェース

潔くUSB Type-Cポート1つ。 ちなみに充電器とケーブルの他に、Type-Cとイヤホンジャックを変換するコネクタがついてくるので、音楽は有線イヤホンでも聴けるよ。

まだいろいろ試していないけど、SDカードとかUSBメモリ扱いたい人はハブが必須かなぁ。

背面カバーのキックスタンド

んー開閉の感覚は微妙。 背面カバーにするくらいならSurfaceみたいにはじめから内蔵してほしかった。

「膝上で操作できるか?」っていうと、できはする。このエントリ自体も電車内で膝上でちょっと書いてみたりもしたけど、まあ大丈夫かな。 ただ、iPadのSmart Keyboardのほうが安定感あるなぁという感じ。

タブレットとしての使用感

悪くない。

ただ、デフォルトの設定で、画面オフやカバーを閉じた時にスリープにする設定にしていると、スリープ解除時点でのもたつきがあるので、設定でスリープにしないようにしておかないとタブレットとして使うのは結構きつい。

あとはiPadと違ってFace IDもTouch IDもないので、ロック解除がちょいめんどい。 一応救済措置として、パスワードではなく6桁のPINでロック解除するように設定もできるのでそちらにしておくロックの手間が若干軽減されて良いかも。

インストールしたアプリ

プリインストールされているものも含む。
なにか良いのを見つけたら順次追加していく予定。

メール

Spark

https://sparkmailapp.com/ja

個人的にはこのメールクライアントが一番好き。 MaciPadiPhoneでも使っている。 細かい紹介は省くけど、複数のメールアカウントと大量のメールを捌くにはコイツが必須かなあ。

チャット

Line

https://line.me/ja/

言わずもがな、チャットアプリ。 後述するけどChromebookにインストールする時は下記の点に注意。 ChromebookでLINEを使うときの注意点 | Chrome通信 https://chromenews.xyz/chromebook-line/

Slack

https://slack.com/intl/ja-jp/

こっちも言わずがな。チャットアプリ。 普通にAndoridアプリが使えるので、そちらを使えば良いかな。

オフィス

Google ドキュメント & スプレッドシート & スライド

https://www.google.com/intl/ja_jp/docs/about/ https://www.google.com/intl/ja_jp/sheets/about/ https://www.google.com/intl/ja_jp/slides/about/

めんどいのでまとめて。 Googleドライブとスムーズに連携できるし、共同編集もできるのでやっぱりGoogleのオフィスをよく使うことになるかな。 まあ、MS OfficeAndroidアプリとしてインストールすれば使えるので、このオフィスまわりで困ることはないかなー。

読書

Kindle

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.amazon.kindle&hl=ja&gl=US

Androidアプリとしてインストール。
やっぱり、電子書籍Kindleかなー。
Chrome OSとしてAndroidアプリもウインドウ表示できるので、技術書を開きながら他の作業をーとかもできる。

楽天マガジン

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.rakuten.magazine&hl=ja&gl=US

Androidアプリとしてインストール。
dマガジンとか類似のサービスはいろいろあるので、自分に合う雑誌サブスクを入れておくのがおすすめ。
私は楽天経済圏に片足を入れかけているので、楽天マガジンになった感じ。
月額500円以下でいろいろ雑誌が読めるので、暇つぶしとしてはめちゃくちゃコスパが高いなと。

ちなみに、他のアプリはどうだか知らないけど、iPad版だとスリープ中に雑誌をダウンロードしてくれなかったのだけど、Android版はスリープにしててもダウンロードしてくれるのは素直に嬉しい。
楽天マガジンのアプリとしての作りが悪いのか、iOSのスリープ時の制御が厳しいのかは知らんけど、「寝る前にダウンロードしておいてダウンロードされてない!」ってことがなくなったのでいい感じ。

エディタ

Text

https://chrome.google.com/webstore/detail/text/mmfbcljfglbokpmkimbfghdkjmjhdgbg?hl=ja

標準で入っているテキストエディタ。 個人的にはマークダウンとかも強調できるので、これで十分かなーという感じ。

Caret Mod

https://chrome.google.com/webstore/detail/caret-mod/gabonaaippccpnmchaejchebibdoipfp

もともとあるCaretという高機能なテキストエディタがあり、それを日本語環境向けに調整していただいたモノらしい。
強調表示もできるので、前述のTextで満足できない場合はこちらを使ってみては?

Visual Studio Code

https://code.visualstudio.com/download

Linuxアプリとしてインストールする。 ターミナルからやる方法とかいろいろあるけど、一番楽な方法は公式サイトから.debパッケージをダウンロードして実行すること。 Linux機能を有効にしておけば普通に.debパッケージを実行すればインストールできる。

ちなみに、使っている端末にもよると思うのだけど、ちゃんとアーキテクチャを選ばないとインストールに失敗することがある。 私の場合はちゃんとARM64を選択してダウンロード、インストールしたらうまく行った。

ユーティリティ

Mozc

https://github.com/google/mozc

前述で入れたVSCodeなどのLinuxアプリで日本語入力するためにMozcを入れる。
ターミナルからaptでインストールする。
日本語フォントのインストールも含めて下記のエントリがわかりやすいので参考にすると良いかと。

初期設定&日本語入力を使えるようにする方法|ChromebookLinux – 語りすと わかば https://catalyst-wakaba.com/linux-on-chrome-os/

覚えておいたほうが幸せになれそうなショートカットとか

使えそうなものを抜粋。 大体はPCとほぼ同じなのでそういうものは省く。

ちなみに最初からChromebookとして設計されてる端末のキーボードには、Functionキーに固有のキーが割り当てられてるので、ショートカットの解説もそれに習うものになってる。

読んだ感じ、なんかUSキーボード向けの表記になってる気もするし、全部必要そうでもないのでここにざっと個人的によく使うものをまとめておく。

Chromebook のキーボード ショートカット - Chromebook ヘルプ https://support.google.com/chromebook/answer/183101?hl=ja

スクリーンショット

操作 ショートカット
画面全体 ctrl + 開いているウインドウをすべて表示キー
または
電源 + 音量小
範囲選択 ctrl + shift + 開いているウインドウをすべて表示キー

ウインドウの左右寄せ

操作 ショートカット
ウインドウを画面左半分に寄せる alt + @
ウインドウを画面右半分に寄せる alt + [

カーソルとかでウインドウを画面左右端にドラッグすればできるけど、いちいちカーソル移動なんてせずにキーボードショートカットでやっちゃいたいので。 iPadでもSplit Viewという機能であるけど、2画面で操作したいときに自分でウインドウをちょうどよくリサイズするの面倒なのでこちらが役にたつ。

ランチャーを開く

操作 ショートカット
ランチャーを開く Shift + 検索キー

検索キーを押しても開くけど、全画面でランチャーを開きたい時。

留意とか注意とか

LineはChrome Web Store版の方をダウンロード!

後述の「入れたアプリ」のところで詳細を書くけど、LineはGoogle Play Storeでダウンロードするのではなく、Chrome Web Storeでダウンロードすること。 Play Store版...つまりはAndroidアプリとしてダウンロード/インストールすると、Chromebook自体がAndroidバイススマホ)とみなされしまう。Lineは1アカウントにつき、紐付けられるスマホは1台(だがPC、iPadは別)なので、Play Store版を入れると「お、新しいスマホにLine入れたんか? じゃあ、引っ越しやな」と引き継ぎ処理になってしまう。

前置きが長くなったけど、つまりはChrome Web Storeの方からインストールしておきましょうねって話。

Chromeで1Password使うなら拡張機能は「1Password X」をインストール

1PasswordのChrome拡張機能は2種類あって、拡張機能だけで完結している「1Password X」とPCにインストールされているクライアントと連携する「1Password 拡張機能」がある。

1Password X – パスワード保管庫 - Chrome ウェブストア https://chrome.google.com/webstore/detail/1password-x-%E2%80%93-password-ma/aeblfdkhhhdcdjpifhhbdiojplfjncoa?hl=ja

1Password 拡張機能 (パソコンのアプリが必要) - Chrome ウェブストア https://chrome.google.com/webstore/detail/1password-extension-deskt/aomjjhallfgjeglblehebfpbcfeobpgk?hl=ja

後者はWindowsMacに別途1Passwordのクライアントアプリを入れている場合に使うもので、ChromebookChrome OS)には1Password用のクライアントアプリはない(Android版を入れることはできるけどそれは連携できない)ので、Chromeのほうには拡張機能として1Passwordを入れておきましょう。

全部のAndroidアプリが動くわけじゃないよ!

Chromebookの強みの一つはAndroidアプリが動くことだと思うけど、全部のAndroidアプリが動くわけじゃないのは注意。 個人的に「うおっ」と思ったのは、Androidアプリ版のZoomが動かなかったこと(2020/12/31時点)。 テレワークだのなんだの言われているこのご時世、一応入れておくかーと思ったんだけどPlayストアに無いのでなにかと思ったら対応していなかった。

一応、Chrome ウェブストア版があるのでそれを使うことでまったく使えないということはない。 ただ、UIは日本語化されておらず、バーチャル背景機能もない...? といった感じなので、必須アプリとかの対応状況は調べたほうが良いかもしれない。

総評

全体的にはLinuxも動くし、Androidアプリも動くし、全体的に良い感じ。
ただ、じゃあiPad + キーボードとどっちが良いのかというと、正直なところLinuxとかAndroidでよっぽど何かしたいとかで無ければiPad + キーボードのほうがアプリの完成度とか生体認証もシームレスなので使用感良いのではないかと思う。

個人的に勝手に思うのは、Googleは公式のスマートフォン出すけどタブレットは出さないので、このChromebookでなにかしようとしてるんじゃないかなーという妄想がある。
AppleサイドはmacOSiOSを近づけているので、Googleもそういう動きがあるんじゃないかなーとかほんとに勝手に思ってる。

以上。
今後もLinux上でPHP走らせたりとかして遊ぶ予定なので、まあ私は使うけどね。
ちょいちょい発見があったら、ここに追記するか記事を分割させたりしていくかな。

購入したアクセサリとか

あんまなし。保護フィルムくらい。
これも随時追加していくかも。